モデルハウスは、ぜひ参考にしないでください。モデルハウスは、絵に描いた餅ですから。白状します。持ち家プロジェクトを進めているころの話。ほんの一時期ですが、ハウスメーカーで建てるのも悪くないんじゃないかと思ってました。新興勢力の社長が書いた本を読みました。合理的ビジネスモデルを構築して、リーズナブルで良質な家を提供する。行問からは、理想に裏打ちされた情熱がほとばしっていました。妻の希望もあり、その会社を含む埼玉県の住宅展示場へ足を運びました。
JR総武線(幕張)の新築一戸建て
新京成線(初富)の新築一戸建て
西武池袋線(狭山ヶ丘)の新築一戸建て
埼玉新都市交通伊奈線(丸山)の新築一戸建て
JR相模線(倉見)の新築一戸建て
モデルハウスに対する偏見があったとはいえ、やっぱりモデルハウスって、モデルにならないなあという実感。わたしの見た限りでは広さ、仕様、設備などの点で実際の生活とは掛け離れており、こんな暮らしができたらいいなあと勝手に妄想をふくらませる場所。イメージハウス。あるいはマジックハウスと呼ぶのが的確です。そう、モデルハウスは○○に満ちています。美しい花や緑をまとった一軒家が、のびのびと建っている。そもそもあんな広い土地は、いくらするのでしょうか。不自然なほど広い玄関。ゆったりした間取り。吹き抜け。オプションのてんこ盛りで家具だって豪華。コルビュジエのグランコンフォールに身を沈め、トップライトから降り注ぐ陽光にうっとりと目を細める。ほら、もう術中にはまっています。