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万一に備えて非常食・水は確保しておこう

2011.10.14

かつて、技術研究所で地震の避難訓練があった。避難放送が流れ、二百五十人全員が庭に集まったと思ったのだが、一つの部だけが出てこない。技術研究所所長が湯気をたてて怒り、責任者を呼びつけた。しかし、「免震構造の建物だから大丈夫なので出ませんでした」と部長が反論をした。してやったりと部長、かたやこしゃくな奴と技術研究所所長。この二人が一時にらみ合った。この建物をつくるように指示を出したのも技術研究所所長だから、部長はこうしたときにどうするかの知恵比べをしたようだ。確かにどちらも正論だが、訓練はしておくべきだ、と避難しなかった部の人たちも、その後の訓練には参加してきた。地震はいつやってくるかわからない。万一にそなえてヘルメットと非常食、薬品、水などがリュックに入れて配られる。防災の日には、お昼の食堂では古い保存食を食べてしまう習わしがある。新しいものを補給するため、期限切れ寸前の非常食を食べてしまうもので、非常食といっても、赤飯などといういいものも出てくる。しかし、若い人は残業で空腹になるとおもわず乾パンに手を出すことになる。非常時にはどうするのか、人のをもらおうと不届きな輩もいれば、乾パンには手を出さずに、別にミネラルウォーターや缶詰を買ってくる用心深い人もいる。これも人それぞれの生き方である。同じ条件を与えられても対処の方法は様々というしかない。でも地震で泣かないようちゃんと乾パンを補填しておくことを勧める。

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