通常、排水管は継ぎ目が錆びてきたり、管内部にコレステロール状に汚れが附着して、水の流れが悪くなっていくものです。その場合、最上階から高圧をかけた砂と水を流す、サンドブラストという処置を施し、その後に塩ビを吹き付けるというメンテナンスを行います。ただし、サンドブラストは管内部を削っていくため、やがて排水管を薄くしていってしまいますが、鋳鉄管は他の排水管に比べると肉厚なので繰り返し、サンドブラストをすることができます。
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耐火被覆二層管だけは、サンドブラストすることができません。したがって、理想的な竪排水管は鋳鉄管であり、管の外側を、12・5ミリ厚石膏ボードを二重貼りする、管自体に鉛入りゴムシートをゲートル状に巻くなどをしてあれば、遮音性もなお安心でしょう。繰り返しますが、横引き管は住人の意思ひとつで修理、交換できますが、竪排水管はそうはいきません。粗悪な材質、ずさんな遮音を施されているマンションだと、最終的には泣き寝入りしかないという状況に追い込まれることもあり得ます。排水管の材質や遮音の工法などは忘れずに質問しておきましょう。